第一章 現状の問題点

第二章 現状での抜本的改革

第三章 ベーシックインカム導入による抜本的改革

第四章 医療と少子化対策

1.セーフティーネット(医療)

 

医療については、現状の三割負担とします。医療費の限度額を大幅に引き下げます。

 左図のように限度額を下げることで、お金の境目が、命の境目にならないようにする。

 左図は、限度額の一例です。私は、年収に応じて負担が大幅に増加しない(3)が良いと考えます。

 少子化防止に関しては、妊娠と分娩費を無条件で免除する。今まで費用が掛かっていた医療も妊娠に関係する費用は免除する。

 未就学児童の医療費に関しても免除する。

 老人の医療費に関しては、介護と同じ扱いにする。介護と医療の線引きをなくす。介護は、予防医療の一部と位置づける。

 

 

  

アンケート.025  『医療費の限度額は』上図の注1〜注4のどれが妥当と考えますか?

1.注1  2.注2  3.注3  4.注4

9.その他(                                  )

 

2.セーフティーネット(介護)

 介護については、過剰な介護を無くす。必要な介護を受けられるように負担が少ないように制度を見直す。地域に根ざした介護を検討する。ことが必要ではないでしょうか?

 小さな政府と矛盾するかもしれませんが、いっそのこと介護機構に統合して、独立法人にすることも検討しましょう。もちろん、運営に官僚は入れない。官僚が一切口を出さない。という前提が必要です。

■具体的方策(あくまで一例です)

 ・介護を、独立行政法人にする

   私の持論である小さな政府に逆行するようですが、介護事業を合併することを考えましょう。介護事業を大規模にし、経費を抑えることが目的です。よって、運営に官僚は一人も入れない。(理事長などの、何もしない不要な人件費の抑制を図る)

 ・デイサービスに、既存の施設を利用することも検討する

 ・地域に根ざした介護を検討する。老人を隔離しない方法を考える。世代の交流を図る

 

3.セーフティーネット(少子化)

子ども手当をなくし、ベーシックインカムで賄いましょう。

 前述「1.セーフティーネット(医療)」で述べたように、妊娠中や分娩それに、未就学児童の医療費を免除することにより、費用的に子どもを持ちやすい環境作りが出来ます。

 不妊治療に関しても、何らかの補助を検討しましょう。少なくとも、三割の負担で行えるようにするべきです。

 幼稚園と保育園の一本化を図るべきです。様々な基準を緩和するべきです。国民の負担を軽減する必要があると考えます。

 新しい基準とは?

 ・幼児の命を守れるか?

 ・災害に対処できるか?

 の二項目だけにして、

 ・面積など他の項目は大幅に緩和してもいいでしょう。

 ・24時間保育も認めましょう。

 子どもの安全が保障されているだけにするのです。親も安心して少ない負担で、子どもを預けて仕事が出来るはずです。

 基準を緩和して、それでも保育園が不足していれば、保育園を建設しましょう。もし、近郊に小さな政府にして不要になった箱物があれば、改造して保育園にすることも考えるべきです。少子化で廃校になった学校もニーズがあれば保育園にしてもいいでしょう。 

■少子化対策に関して

 乳幼児に、ベーシックインカム毎月5万円って、多くない? そんなに多く食べないし〜。衣料費だって、掛からなくない? と、思われるかもしれません。

 しかし、乳幼児は、食費や衣料費以外にも結構支出があるものです。そう、医療費と、保育費用です。

 なら、いっそのことベーシックインカムを毎月3万円と消費税分にして、『1.セーフティーネット(医療)』で述べたように、未就学児童に対しては、無償にすることも考えるべきです。当然、幼稚園や保育所は無償にします。これで、出産や子育てを今よりしやすい環境を整えられると考えます。

 高校や大学など子供が大きくなっても親には負担がかかるものです。某民主党が行った高校無償化。って、ある程度の評価はしていました。が、これからどうなるのか?

試案1

    国公立の高校や大学は無償にしませんか? 私立も、授業料を下げるのもひとつの考えです。

試案2

  奨学金制度をもっと充実させる。例として、奨学金が必要な全員に、無条件で奨学金を受け取れるようにする。成績優秀な生徒学生は返済を免除する。などを考えるべきでは?


第五章 産業別セーフティーネット

第六章 具体的な産業別セーフティーネット